2005年10月18日

銀行とのつき合い方

前日、銀行の借入の話がでましたので、銀行とのつき合い方で私が思っていることを2つ話します。
社長または経理にとって、最大の「顧客」のひとつが「銀行」だと思っています。その割に銀行への対応ってなおざりにされている会社が多いことに気がつきます。
確かに、ベンチャー企業は立ち上げ時の銀行の対応に、または融資等への冷たい対応に銀行への悪い印象等を持っているのかも知れません。しかし、それは現在の金融マーケットに仕組みがないので、今の銀行に求めるのは厳しい点もあるのだと思います。
今回、私が申し上げるのは、銀行借入ができるような状況になった企業の前提になった場合を想定したものです。

まず一つめは、「何故、きちんと銀行をクライアントとして意識しないのか?」ということ。もう一つは、「銀行への事業説明ってきちんとしていますか?」という2点です。

banner_03.gif
↑応援お願いします。

「銀行への事業説明ってきちんとしていますか?」
私が銀行員であったとき、いつも不思議に思っていました。年1回の決算書を提出するのに、何故、担当者ごときに渡すんだろうって?つまり、決算書は企業の1年間の努力の結晶です。その中には経営者と社員の努力が現れているんです。ほら、学校だって通信簿はうやうやしく扱うでしょ。私は、基本的に支店長に時間を空けてもらって説明に行きます。支店長がダメならば、課長だって良いではないのでしょうか?そして、持っていく時には様々な資料を用意します。上場会社みたいに説明をするんです。年に1度の30分くらいの決算説明で(会社のことを)相手は分かってはくれません。ですから、読ますことが出来る資料を用意します。だって相手に印象づけるチャンスですから。ほとんどの会社がそのようなことをせずに、「うちはそんな(説明できるほど良い)内容じゃないよ」と言ってそのようなことをしませんが、他のお客さんや株主にもするんだから、1年頑張ったのだから、銀行へのしっかり説明すればいいのにと思います。
 当社の場合はというと。。。
  1)表紙 2)挨拶 3)決算内容 4)税務付表 5)諸明細書 6)売上げ推移表、グラフ 7)利益推移表、グラフ 8)事業部別収益一覧 9)決算内容説明文(事業別) 10)事業説明文 11)今期の予定 12)今期の収益増要因 13)今期事業へのリスク 14)目標及び今期の決算見込み 15)1年間のメディアの記事等
このようなものを作ります。小さな会社なんですけどね。でも、これは経営者の仕事になりますね。

「何故、銀行をクライアントとして意識しないのか?」
さて、もう一つは、銀行は貸してくれて当然と思っていませんか?銀行は、社長の大事なクライアントなんです。その銀行の融資の決断は、会社の決算内容は当然ですが、担当者、担当役席の会社へのイメージ、信頼感によるところが多いと思います。我々だって日常の取引は理屈だけでは割り切れない所ってありますでしょ?銀行も同じです。全て銀行の言うことを聞ききなさいと言っているのではありません。ちゃんと、相手に取引できる相手としての好印象を与えていますか?その努力をしていますか?という点です。本当に、銀行の担当者が、小粒になってきました。取引会社の側が、ちゃんと気を遣わないと借りれるお金もスムーズに手続きができないと思うのです。

勝手な内容ですが、ご参考になれば。失礼しまいた。

コメント

私の会社は12月決算なので3月には銀行に報告できるのですが、今年は私は銀行に行きませんでした。ようやく会社全体や業界のことをを把握できてきたと思っていますので(まだ不十分ですが)、来年は自分で行こうと思っています。鈴木さんの文章を自分の備忘録にコピーして肝に銘じるつもりです。

支店長とあのように、仲良くされていて羨ましいです。コミュニケーションのとれた良い関係だと思いますよ。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)