私自身銀行員であった経験から、本当に良い会社は「無借金経営」であるという先入観を持っていた。また、近年、巨大な設備投資をして、融資を受けた大企業が返済に困るが故に更正法になるケースが見られる。「借入は圧縮した方がよい。」とう信じていた。
確かに、バブルが初めて、銀行融資へのフットワークが悪くなる金融機関が現れた。その時の会社の判断基準は融資残高。。。借入は少ない方が良い会社という論理である。
当社も、ここ2~3年で総借入残高の1/3を返済した。現在は月商の1.2倍強まで圧縮したであろうか?世間的に見ると借入が少ない企業の部類にはいると思う。
しかし、昨年から企業への価値判断が大きく変わった。
ライブドアの堀江社長の騒動以来(実際はその前から、話題には上がっていたが・・)、「企業価値」ということが問われることとなった。企業価値の高い会社というのは、投下した資本に対してより高い収益を上げられる企業のことである。つまり、収益のあがる事業への投資ならば、幾ら借入があっても良いという理屈である。
日本で一番、銀行借入が多い会社をご存じだろうか?それは、「トヨタ自動車」である。無借金経営のイメージを伴う企業であるが、実は一番多い。これにはからくりがあって、自動車ローンを組む為のお金は、金融機関から調達するということから残高がふえたのである。しかし、一番は一番。
要は、借入をしていても、それに見合う収益をあげるビジネスモデルを持つ企業が生き残るようである。
まあ、この「企業価値」という基準も永続的に指示されるかどうかはわからないが。。。

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